キッチンと寝室が離れていると、
夜間のミルクの調合どうしよう!
寝室から一歩も出ずにミルクを作る方法はないの?
と悩みますよね。
私の場合、キッチンは1階、寝室が3階でした。
試行錯誤して、深夜のミルク作りを楽にする方法を自分なりに見つけました。
この記事では、寝室から一歩も出ずに深夜授乳を完了させる方法をお伝えします。
3時間おきの授乳でお疲れのママ向けに、写真を多用して、わかりやすく書きました!
結論:ミルク調合セットを寝室に持っていく
寝室から一歩も出ずにミルク作りを完了させるには、事前準備が大切です。
私は次のようなミルク調合セットを寝室に持って行っていました。
・粉ミルク缶
・沸騰させたお湯を入れた水筒2本
・消毒済の哺乳瓶3本
・ミルクを冷ますための水
・お盆
・ミルク調合セットを入れるかご
・アルコール消毒
結構準備するものがたくさんあるんだね!
そうなんです!なぜ必要なのかを1つずつ詳しく説明していきます!
粉ミルク缶
粉ミルクを作る上で必須です。
哺乳瓶の中に事前に粉ミルクを入れておいても良いのですが、うちの子の場合、哺乳瓶を何本使うのかが分からなかったので、ミルク缶ごと持って行きました。
沸騰させたお湯を入れた水筒2本
ミルクを作るためのお湯です。
私の場合、350mlの水筒を2本使っていました。たまに350mlと500mlの水筒を使う時もあります。
できるだけ高温を維持できるように、魔法瓶の水筒を利用していました。
お湯の量は、ミルクを作るために必要なお湯よりも、多くのお湯を用意します。
お湯の量が少なくなると、お湯が冷めてしまうからです。
安全性の観点から、粉ミルクを調合するお湯の温度は70度以上にするのが好ましいようです。
乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70℃以上を保つこと。
(注)高温の湯を取り扱うので、やけどに注意すること。
厚生労働省 乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて
朝方まで70度を維持できるように、沸騰したてのお湯を水筒に入れていました。
また、水筒のお湯の量が少なくなると冷めやすいので、水筒は2本使っていました。
2本とも沸騰した高温のお湯で満たしておけば、お湯が減るスピードが遅くなるので、冷めるスピードも遅くなります。
・必要分よりも多めにお湯を入れておく
・2本の水筒を用意しておく
お湯の温度は、赤ちゃんが大きくなるにつれて、多少冷めても気にならなくなっていきました。お湯の温度をどうするのかは、自己判断でお願いします!
また、水筒の代わりにステンレスポットを使うのも便利です。
ステンレスポットとは、和食屋さんでテーブルの上にある、お茶が入っているあれです。
水筒と同様に、魔法瓶になっているので、お湯を入れたときの温度を保ってくれます。
里帰り中は、実家にステンレスポットがあったので、水筒ではなく、ステンレスポットを使っていました。
生後すぐの授乳の時は、電気ケトル1杯分(約800ml)のお湯を沸騰させ、ステンレスポットに入れて持って行っていました。
里帰りから戻ってきてからは、ステンレスポットがなかったので、水筒を使い始めました!
消毒済の哺乳瓶3本
哺乳瓶の本数は、夜間授乳の回数にあわせて用意します。
生後すぐのときは3時間おきの授乳だったので、多めに5本用意していました。
参考までに、赤ちゃんの月齢ごとにミルク調合セットに入れていた哺乳瓶の本数(うちの場合)を載せておきます。
【寝室で行う授乳の回数と、哺乳瓶の数】
・生後すぐ~生後1か月:21時、0時、3時、6時、9時の5回→哺乳瓶5本
・生後2か月~生後3カ月:21時、0時、3時、6時の4回→哺乳瓶4本
・生後3カ月~:21時、3時、7時の3回→哺乳瓶3本
朝の授乳を寝室で行うかで必要な哺乳瓶の数は変わってきます。
出産後すぐはたくさん寝ていたかったので、9時の授乳も寝室で行っていました。
また、使う哺乳瓶の数が多いと、大変なのが消毒です。
うちの場合は、電子レンジ消毒とミルトン液の両方を使っていました。
ミルトン液は消毒が完了するまでに1時間かかります。
そのため、1時間待ちきれない分は、電子レンジ消毒を使っていました。
ミルクを冷ますための水
ミルクを冷ますための水です。
下の画像のように、水の入った容器に哺乳瓶を入れて冷まします。
水を入れる容器は、ふたつきがオススメです。
持ち運ぶ時に水がこぼれるのを防げます。
容器は、おかずを入れるタッパーを活用しました。100均で手に入ります。
水を入れる量は、容器の半分くらいが良いです。
哺乳瓶を入れるときに、水がこぼれてしまうのを防げるからです。
・水の量は、容器の半分を目安にする
お盆
ミルクを作るときに、床やテーブルが濡れるのを防ぎます。
寝室のミルク調合スペースを考えて、お盆の大きさを選ぶと失敗しません。
寝室でミルクを作る場所は、テーブルの上か、床の上になると思います。
私の場合、床でミルクを作っていたのですが、布団が邪魔をしてミルクを作る場所が少なかったです。
寝室のどこでミルクを作るかをイメージしてから、お盆を用意すると失敗しません。
テーブルのスペースに合わせてお盆を用意する
【床の上でミルクを作る場合】
布団が邪魔をしてあまりスペースがないことが多いので、小さめのお盆を用意するのがオススメ
お盆は、100円ショップで揃います!
ミルク調合セットを入れるかご
取っ手付きのかごがあると、キッチンから寝室までの移動が楽です。
里帰りの時は、スーパーのレジカゴを使っていました。
里帰りから戻ってきてからは、ミルク調合セット用にかごを買いました。
アスベルのグレディーバスケットのMサイズを使っています。サイズ感がいい感じです。
アルコール消毒
ミルクを作る前に、手を消毒するために使います。
アルコール消毒はミルク調合セットの中ではなく、寝室に置きっぱなしにしていました。
寝室から出ずに手を清潔にできるので、便利です!
ポンプ式のジェルタイプのものを使っていました。
ミルク調合セットで深夜授乳をするシミュレーション
ミルク調合セットを使って、深夜授乳をする流れをイメージしておきましょう。
ミルク調合セットを使うところを太字にしています。
①アルコールで手を消毒する
②お盆の上に、ミルク缶、消毒済の哺乳瓶、水筒、冷ますための水を用意する
③ミルクを作って、冷ますための水で冷ます
④母乳をあげたり、オムツ替えをする
⑤ミルクが冷めていなければ、哺乳瓶を振って冷ます
⑥ミルクが適温になったら、赤ちゃんにミルクをあげる
ミルクを冷ます間に、赤ちゃんのお世話(母乳をあげたり、オムツを替えたり)をするのがポイントです。
私の場合、完全ミルクだったので、オムツ替えだけでは、ミルクが冷めていないことが多かったです。水の中で哺乳瓶を振って、頑張って冷ましていました。
水がこぼれることがあるので、お盆の上でミルクを冷ましましょう!
夜間のミルク調合に水筒がオススメな理由
夜間のミルク作りには、電気ポットや電気ケトルを使うこともできます。
この章では、水筒と電気ポット、電気ケトルを比較していきます!
結論から言うと、水筒(ステンレスポット)がオススメです!
電気ポットや電気ケトルを検討している方は、お読みください。
夜間のミルク調合に、水筒、電気ポット、電気ケトルを使うメリット、デメリットは次の通りです。
お湯を用意する手段 | メリット | デメリット |
---|---|---|
水筒 | ・持ち運びしやすい ・すぐにお湯が出る ・どこにでもおける | ・お湯が冷めやすい |
電気ポット | ・すぐにお湯が出る ・熱湯を用意できる | ・持ち運びしにくい ・コンセントのあるところにしか置けない ・上の子がいると危ない ・熱すぎるので冷めるのに時間がかかる |
電気ケトル | ・軽いので持ち運べる ・熱湯を用意できる | ・沸騰するまでに時間がかかる ・コンセントのあるところにしか置けない ・上の子がいると危ない ・熱すぎるので冷めるのに時間がかかる |
ご家庭の環境に合わせて、どうやってお湯を用意するのかを考えてみてくださいね!
事前準備で快適な夜間授乳に!
最後に、ミルク調合セットで何を用意するとよいかを確認します。
・粉ミルク缶
・沸騰させたお湯を入れた水筒2本
・消毒済の哺乳瓶3本
・ミルクを冷ますための水
・お盆
・ミルク調合セットを入れるかご
・アルコール消毒
ミルク調合セットを作っておくと、寝室から一歩も出ずに夜間授乳が完了します。
哺乳瓶の本数が必要ですが、あとは家にあるものでほとんど用意することができます。
この記事で、深夜のミルク作りに悩まれている方が、少しでも楽になったら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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