こんにちは、20代で1000万円の貯金を達成したファイナンシャルプランナー(CFP)認定者のソダマネです。
「家計簿を付けるの面倒になっちゃって」
と自分のお金の出入りを把握するのをやめてしまった経験はありませんか?
家計簿は貯金や節約などをしていく上で武器になります。だからぜひ続けて欲しいです。
本記事では、家計簿を続けるための3つのコツをお伝えします。家計簿選びから、項目の分け方、記入方法までわかりやすく説明します。
家計簿を何のためにつけているのかおさらい
家計簿を何のためにつけていますか?
節約をするために付けてるよ!
節約や貯金をするためと答える方が多いと思います。その通りです。
家計簿を付けると何にいくら使っているのかわかるので、無駄遣いを防止でき、節約できます。また、収支を把握することでいくら貯金できるのかが分かります。人それぞれ様々な家計簿を付ける目的があっていいと思います。
ちなみに、私は家計簿を3つのことに活用しています。現状の把握、貯金の目標設定、そして家計改善です。この3つに家計簿を活用することで、着々と貯金目標額に近づいています。
貯金目標額の設定がまだの方は、こちらの記事も併せてお読みください。
家計簿の目的がはっきりしたので、さっそく、続く家計簿の付け方の3つのコツを説明していきます。
家計簿を続けるための3つのコツ
・家計簿はスマホで付ける
理由①スマホはいつでも持ってる
家計簿はスマホで付けます。なぜなら、家計簿が続かないのは、手元に家計簿がなく、付けるのが面倒になるからです。スマホならいつも自分の近くにあるので、ささっと取り出せます。
確かにスマホならいつでも持っているから、すぐ家計簿を付けられるね!。
私は学生時代に手帳型の紙の家計簿をつけていたのですが、3か月で挫折しました。頑張って家計簿を持ち歩くようにしていたんですが、ペンを忘れたり、ちょこっとした買い物のために家計簿を開くのが面倒になったりしまいました。
社会人になってからスマホで家計簿を付けられることを知り、やってみたら大正解でした。さくっと記入できるだけでなく、項目ごとの推移を月ごとで出せたり、支払い方法別で一覧が出せたりと機能も充実していました。
理由②家計簿アプリは振り返りが楽
家計簿は付けただけでは意味がありません。前の月と比べたり、いつもの生活費の平均と比べて使いすぎをあぶり出したり、振り返る必要があります。
家計簿は振り返るために付けてるんだもんね。
その点、スマホの家計簿はグラフでバンっと推移が見られます。収入や支出だけでなく、食費などの項目別でも推移がわかるので、「今月はいつもより食費が3000円多いな」などとすぐにわかります。使いすぎた項目がわかれば、何に使ったのか一覧が出るので、無駄遣いを見つけることも簡単です。
おすすめアプリ
家計簿アプリはたくさんあるので、無料で使える家計簿アプリを3つおすすめしたいと思います。
1.Monelyze
今、私が使っているアプリです。個人情報の登録なしで、シンプルに使えます。カレンダー画面で毎日いくら使っているのかわかります。そのため、家計簿を開くだけで嫌でも支出額が見えるので、「今月お金使っているな」と節約志向になります。
また、分析画面では、今月の収支が円グラフで確認できます。加えて、収支別、項目別、支払い方法別など様々な角度で月ごとの推移のグラフを出すことができます。とても振り返りしやすいです。
月ごとの推移がグラフで出せるの便利だね!
特に、支出の記入をするときに、支払い方法が選べるのが良いです。例えば、現金、エポスカード、楽天カード、PayPayなどというように、家計簿を書くときに支払い方法も記入できます。カードごとにいくら使ったのかをカード明細だけではなく、家計簿でも把握したいと思っていたので、Monelyzeを利用するようになりました。
銀行口座と連動しないタイプのアプリなので、個人情報が洩れないという点でも安心です。
2.おカネレコ
以前使っていたアプリです。個人情報の登録なく、すぐに使えます。上記で紹介したMonelyzeと同様に、カレンダー、グラフで支出の振り返りができます。ただ、家計簿を記入するときに支払い方法は選べません。
おかねレコの良いところは、アプリを開くとすぐ記入画面になるので、使い勝手が良いところです。「2秒家計簿」と宣伝していますが、本当にその通りです。サクッと家計簿を付けることができます。
また、銀行口座と連動しないタイプのアプリなので、個人情報が洩れないという点でも安心です。
3.マネーフォワードME
家計簿アプリの中で最先端を行くアプリです。銀行口座やクレジットカード、電子マネーとの連帯することができ、口座残高やお金の出入りが自動管理されます。家計簿は記入する時代から、記入せずに振り返りだけをする時代になったのです。
マネーフォワードMEの難点は、初期設定が大変な点です。個人情報、銀行口座、クレジットカードの登録などやることがたくさんあります。銀行口座はもちろん、ネットバンキングでないと登録できません。ですが、この登録さえできれば、あとは自動的に家計簿が作成されるので、管理がとても楽です。
初期設定さえ頑張れば、あとは楽できるってことか!
私の場合、家計簿アプリを探していた頃にメインバンクをネットバンキング登録していなかったので、他のアプリに行きつきました。金融機関をすべてネットで管理できてる方にはおすすめです!
・項目は自分のライフスタイルに合わせる
家計簿を続けるための2つ目のコツです。家計簿の項目は自分のライフスタイルに合わせてざっくりと決めてください。
例えば、外食が多い人なら、外食費という項目は使わずに、外食代は食費に含めて良いと思います。また、外食が少ない私のような人なら、外食は娯楽費に含めたほうが実態に合っているような気がします。
項目を自分のライフスタイルに合わせることで、家計簿を付けるときに迷いが少なくなります。「このお店で使うお金は、この項目」というように自分の中でルールを作ると記入しやすいです。
家計簿に慣れてないから、自分にあった項目が分からないんだけど……
項目で悩んだら、家計簿アプリに始めから入っている項目で付けてみて、必要な項目を追加したり、いらないものを削除したりしていきます。徐々に自分好みにしていけば、どんどん記入しやすくなります。
・ものを買ったらすぐ記入
最後のコツは、家計簿の鉄則はものを買ったらすぐ記入することです。買い物から帰ってきたらすぐ記入。余裕のある方はレジで記入すると忘れません。
サブスク代など毎月決まった金額かかるものについては、月の初めに娯楽に記入します。また、電気代などの固定費は請求が来たら記入します。
一つのお店で食料品や日用品を買ったときはどう記入すれば良いの?
実際に家計簿を付けるにあたって、複数の項目に分けられるものを一度に買ったとき、どう記入するか迷いますよね。例えば、ドラッグストアでパスタと洗剤、ベビーローションを買ったとき、どう記入しますか。日用品代、食費、ベビー用品代に分けますか?
私だったら、日用品代の項目に全て書いてしまいます。面倒だからです。さすがに、ドラッグストアで食料品だけを買ったら食費にしますが、商品ごとに項目を分けることはあまりしません。レジでの合計金額をそのまま家計簿に記入するので、計算の手間もありません。
イメージはドラッグストアで買ったら日用品、スーパーで買ったら食費、コンビニでお菓子を買ったら娯楽という感じです。家計簿はざっくり考えたほうが楽に続けられます。
家計簿を続けて、家計簿を武器にしよう
最後に、家計簿を続ける3つのコツをおさらいしておきましょう。
コツ2 項目は自分のライフスタイルに合わせる
コツ3 ものを買ったらすぐ記入
このコツ3を通じて、家計簿を簡単に記入できる仕組みを作っておくと、家計簿は続きます。
家計簿は節約、貯金をする上で使い方を知れば武器となり、自分の生活を豊かにしてくれます。家計簿を武器にするためにも、家計簿は続ける習慣を身に付けたいです。大丈夫です。本記事に書いてある3つのコツを実践すれば、誰でも家計簿は続けられます。
このサイトでは、お金に関わる不安を解決するためのヒントとなる記事を書いていきます。ぜひ他の記事も参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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