結局いくら貯金があればいいの?3ステージで貯金目標額を解説

家計管理
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

こんにちは、20代で1000万円の貯金を達成したファイナンシャルプランナー(CFP)認定者のソダマネです。

結局、貯金っていくらあれば安心できるの?

と悩んでいませんか?

貯金目標額を調べると、とりあえず給料の10%を貯金しましょう、100万円を目指しましょう……などと出てくると思いますが、本当にその金額貯めれば安心して生活が送れるのでしょうか。

答えはNOです。

何となく設定した目標貯金額では達成したとしても、お金に対する不安は消えません。納得感がないからです。

私は27歳で1000万円の貯金をしましたが、将来に対する漠然とした不安は消えませんでした。なぜなら、自分が思い描く人生にいくら必要なのかが分かっていなかったからです。

貯金をしていくには、「何のための貯金なのか」というところをはっきりさせることが必要です。

この記事を読めば、自分がいくら貯金をすれば安心できるのかが明確になります。そして、将来のお金に対する漠然とした不安がクリアになります。

ぴよちゃん
ぴよちゃん

・いくら貯金すればよいの?

・安心できる貯金額を知りたい!

・貯金の目標の立て方を知りたい!

とお困りの方は、ぜひお読みください。

「なんか目標を立てるのって難しそう!」と思った方も安心して下さい。

誰でも貯金も目標が立てられるように、わかりやすく簡単な言葉で書くことを心がけています。

ステージ1からステージ3に段階を分けて貯金目標額について説明しています。ステージ1は絶対に達成してほしい貯金額ステージ2は貯金コンプレックスを持たないための貯金額、そしてステージ3は将来を見据えた貯金額です。どのステージも達成するとお金に対する漠然とした不安が消える内容になっています。

ステージ1 絶対に達成してほしい貯金額

絶対に達成して欲しい貯金額は、生活防衛費を貯めることです。日々の生活を送るうえで精神的な安心につながります。

生活防衛費とは

生活防衛費とは、万が一の時に自分や家族の生活を守るための最低限の資金のことです。万が一とは、病気、ケガ、失業、災害などで働けなくなったときのことです。

なぜ貯める必要があるのか

生活防衛費があると、何かあってもしばらくは生活できるので、精神的に安心できます。貯金がないという方でも最低限、生活防衛費は貯めてください。

いくら貯めれば良いか

会社員の方であれば、傷病手当や失業保険があるので、生活費の6か月分を目安に貯めます。自営業の方は保障が少ないので、生活費の12か月分を貯めます。

生活費の6か月分を貯めているということは、全く働かなくても6か月間は生活できるということです。すごく安心しませんか?とりあえず生活防衛費さえあれば貯金の最低ラインはクリアです。

もちろん、生活費の6か月分というのは一つの目安なので、1年分ないと不安、いや3か月分で余裕でしょという方がいても全然良いと思います。

では具体的にいくらほどになるのか例を挙げたいと思います。

総務省統計局が2021年に公表した家計調査(2人以上の世帯)を参考にすると、二人暮らしの生活費は約23万円です。生活費の6か月分を生活防衛費とすると、会社員の方は138万円、自営業の方は276万円貯めることになります。

「じゃあ、会社員だから138万円貯めるか」というのでもいいのですが、生活費は住む場所や家族構成、ライフスタイルによって、結構差が出ます。

ぜひ、ご自身の生活費を把握してから生活防衛費の貯金目標額を出してみてください。おすすめの方法は、3か月家計簿をつけて、1か月あたりの生活費を計算することです。家計簿をつけていない方は、とりあえずざっくりとした生活費を見積もって、生活防衛費を出してみてください。

ただ、今後貯金を頑張っていきたいのであれば、家計簿はつけておいたほうが便利です。なぜなら、家計簿でお金の出入りが分かると、自分がどうすればお金を貯められるのかが見えてくるからです。

ぴよちゃん
ぴよちゃん

家計簿アプリだと、スマホで簡単に家計簿をつけられるから簡単だね!

生活防衛費はあくまでも貯金額の最低ラインです。最低限、生活防衛費さえあれば安心して働けるというラインです。自分の中で生活防衛費が貯まったと思えば、次の貯金額を目指していきましょう!

ステージ2 貯金コンプレックスをなくすための目標貯金額

ステージ2は貯金に対するコンプレックスをなくすための目標貯金額です。お金に対するコンプレックスを抱えている状態は、精神衛生的によくありません。そこで、目指すのが同世代の人よりも貯金をすることです。

なぜ同世代の人よりも貯める必要があるのか

なぜか同世代と比べるかというと、貯金に対するコンプレックスを感じにくくなる水準だからです。

例えば、年収で考えてみます。同世代の人よりも年収が高いと思うと、年収にコンプレックスを感じることが少なくなると思います。もちろん、どれだけ年収が高くても、上には上がいます。年収コンプレックスを抱える人は抱えてしまうと思います。ですが、日本人として生まれてきた以上、周りと比べて自分はどうかということを気にしてしまいます。

貯金でも同じです。同世代の人よりも貯金があれば、貯金コンプレックスを感じにくくなると思います。もちろん、我が道を行ける方はステージ2は飛ばしていただいて構いません。

ぴよちゃん
ぴよちゃん

同世代の人の貯金額ってめっちゃ気になる!

同世代の人はどのくらいの貯金があるの?

では、さっそく同世代の人の貯金額を見てみましょう。

独身の方は以下の通りです↓

単身世帯(金融資産保有額)中央値平均値
20代8万円113万円
30代70万円327万円

既婚の方や子供のいる方は以下の通りです↓

2人以上世帯(金融資産保有額)中央値平均値
20代135万円292万円
30代400万円591万円

出典:金融広報中央委員会 「家計の金融行動に関する調査(単身世帯調査・2人以上世帯調査)」 (2020年版)

平均値は一部の貯金額の多い人の数字にひっぱられるので、中央値のほうが現実的な数字になっていると思います。一応、語句の説明をしておきます。

中央値・・・データを大きい順に並べた時の真ん中の値
平均値・・・全てのデータの値をたしてデータの個数で割った値

単身世帯は20代で8万円、30代で70万円の貯金があるんですね。20代は平均値と中央値の差が大きいことからわかるように、貯金をしていない人がとても多いのです。

ぴよちゃん
ぴよちゃん

8万円……!さすがに自分のほうが貯金してるぞ。

一方、2人以上世帯は20代で135万円、30代で400万円です。家族を持っている人はその責任ゆえに、独身時よりも貯金をするようになるんですね。

「あれ、意外と同世代の人は貯金してないな」、「既婚者は貯めてるのか」などいろんなことを思ったと思います。

ステージ1の生活防衛費をちゃんと貯めれば、ステージ2は意外とすぐにクリアできる水準だと思います。ステージ2の達成で、同世代よりも貯金できてる安心感を得ることができます。

ステージ3 将来を見据えた目標貯金額

最後は、今後の将来を見据えた目標貯金額です。自分のライフイベントに応じた目標額の設定します。

なぜライフイベントに応じた貯金目標額を設定する必要があるのか

なぜなら、将来のお金に対する漠然とした不安の原因は「いつまでにいくら必要か」が分からないところから来るからです。知らないことが原因なのです。逆に言えば、自分のライフイベントを考えて、いつまでにいくら必要かがわかれば将来の不安は消えていきます。

また、何となく貯金するよりもモチベーションが続きます。漠然とした300万円よりも、結婚資金のために必要な300万円という目標のほうが、達成期間も見えてくるので目標達成もしやすいです。

加えて、実際にそのライフイベントが来た時に「お金がない」と焦ることもなくなります。1度きりの人生、お金がないからとやりたいことをあきらめるなんてしたくありません。

ぴよちゃん
ぴよちゃん

将来のためにいくらかかるのか気になってたんだよね~

世帯をお持ちの方は、ぜひご一緒に以下の手順で貯金目標額を立ててみてください。なぜなら、子供が何人欲しいかやマイホームを建てるのかなど、話し合わないと見えてこないこともあるからです。何より、お金について話し合う絶好の機会となります。では、目標の立て方を説明していきます。

ライフイベントに応じた貯金目標の立て方

最終到達点は、以下のような表を作ることです。明確に、〇年後までに〇万円必要なのかが分かっていれば、頑張って貯金していくことができますよね。

年齢〇年後ライフイベントいくらかかるのか貯金目標額
28歳1年後第一子誕生50.6万円1年後までに50万円
30歳3年後第二子誕生、車購入50.6万円、170万円3年後までに250万円
32歳5年後マイホーム購入頭金447万円5年後までに450万円
35歳8年後車買い替え170万円8年後までに200万円
ぴよちゃん
ぴよちゃん

めっちゃ具体的!これは貯める気になるね!

では、一緒に貯金目標額を立てていきましょう。手順はステップ1からステップ3まであります。

STEP1 何年後に何をしたいのか書き出す

ざっくりで良いので、いつまでに何をしたいのか書き出してみてください。

おさえて欲しいのは、お金のかかるイベントです。例えば、結婚、出産、子育て、引っ越し、マイホーム購入、老後の生活などがあります。まずは直近10年間のライフイベントを書き出してみましょう。将来について考えるのはワクワクしますよね。

STEP2 いくらかかるのかを記入する

ライフイベントが書き出せたら、次はかかる費用について埋めていきます。

いちいち調べるのは大変だと思うので、参考までに、主なライフイベントごとのかかる費用を調べておきました。平均の値ですが、ざっくりとしたイメージを持つことも大切です。

結婚費用 362.7万円

挙式、披露宴、ウェディングパーティ含む平均額です。ご祝儀の平均は227.8万円です。そのため、自己負担額の平均は154.6万円と抑えられます。ただ、前もって結婚式場にお金を支払う必要があるので、350万円ほどのまとまったお金を用意する必要があります。

私の場合、挙式、披露宴に350万円ほどかかりました。これとは別に新婚旅行で2人で60万円くらいかかりました。コロナ禍で新婚旅行に行けないかもしれませんが、今後行かれる方は新婚旅行代も貯金目標に組み込んでおく良いと思います。より現実的な目標が立てられます。

出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ

出産費用 50.6万円

正常分娩の場合です。出産育児一時金の42万円を差し引くと自己負担8.5万円になります。多くの医療機関が直接支払制度を設けているので、自己負担額のみの支払いで済むことが多いです。

ぴよちゃん
ぴよちゃん

出産費用の自己負担額ってそんなにかからないんだね!

私が第一子を出産したときは、出産費用とベット差額代、処置代などを含めて、退院時に5万円ほど産院に支払いました。出産育児一時金のおかげで、意外にもあまりお金がかかりませんでした。ただ、妊婦検診や、ベビーグッズなどでお金はかかるので、50万円くらいは用意しておきたいですね。

出典:公益社団法人国民健康保険中央会の出産費用(2016年)

教育費用 最低500万円

大学入学までに子ども1人あたりに最低貯めておきたい金額です。幼稚園から高校までの教育費は、日々の生活費の中でまかなえるように心がけます。ただ、大学で必要になる教育資金は生活費ではまかなえないほど大きくなるので、計画的に貯めていく必要があります。

500万円あれば、奨学金や子どものバイトなどを足して、どの進路でも手の届く範囲になります。もちろん、子どもに奨学金という借金はさせたくない、学業に集中してほしいのでバイトはさせたくないなどの親の意向があれば、500万円では足りません。ちなみに我が家では、大学入学までに子ども1人あたり1000万円を貯めることを目標にしています。

参考までに、幼稚園から大学卒業までにかかる教育費の目安を載せておきます。教育費には、学校でかかる授業料や制服代だけでなく、学校外活動の習い事や塾など幅広いものが含まれています。

公立私立
幼稚園67万円158万円
小学校193万円959万円
中学校147万円422万円
高校137万円291万円
合計(幼稚園~高校)544万円1830万円
国公立私立(文系)私立(理系)
大学(自宅通い)537万円704万円863万円
合計(幼稚園~大学)1081万円2534万円2693万円

出典:文部科学省 平成30年子供の学習費用調査日本政策金融公庫「令和2年度 教育費負担の実態調査結果」。千円以下四捨五入。

子どもの教育資金については、別の記事で詳しく書いています。教育資金がいくらかかるのか詳しく知りたい方は合わせてお読みください。

マイホーム 4257万円(購入価格)

土地付き注文住宅の購入価格の全国平均になります。税金などは考慮していません。

現金一括で購入する方は4300万円ほどはかかっているんですね。とはいえ、多くの方がローンを組まれると思います。ローンを組んで購入した場合、土地付き注文住宅の頭金の平均は447万円です。ローンを組む前提なら、最初に必要な頭金の額のほうが参考になると思います。

ぴよちゃん
ぴよちゃん

現金一括で買いたいけど、現実的じゃないかも。

とりあえず頭金を貯めるか。

以下、マイホームの種類別に購入価格とローンを組んだ場合の頭金の全国平均を載せておきます。

マイホームの種類所要価格(購入価格)手持ち金(頭金)
土地付き注文住宅4,257万円447万円
建売住宅3,494万円293万円
新築マンション4,521万円714万円
中古マンション3110万円310万円

出典:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査(2020年)

STEP3 いつまでにいくら貯金すべきなのかを決める

ライフイベントとかかる費用が把握できたら、いつまでにいくら貯金すべきなのかを決めます。以下の表の貯金目標額のところを参考にしてください。「〇年後までに〇万円」という貯金目標額を立てます。

年齢〇年後ライフイベントいくらかかるのか貯金目標額
28歳1年後第一子誕生50.6万円1年後までに50万円
30歳3年後第二子誕生、車購入50.6万円、170万円3年後までに250万円
32歳5年後マイホーム購入頭金447万円5年後までに450万円
35歳8年後車買い替え170万円8年後までに200万円

お疲れさまでした!

これで自分のライフイベントに応じた貯金目標額が出たので、あとは貯金をしていくだけです。

まとめ

貯金目標額は大きく分けて3つのステージがあります。

ステージ1では、まず働けなくなった時に備えた生活防衛費を貯めます。次にステージ2では同世代の貯金額よりも貯めることで貯金コンプレックスを感じにくくします。そして、ステージ3では、自分のライフイベントに応じた必要額を貯金していきます。

この3つのステージに沿って貯金をしていくと、将来のお金に対する漠然とした不安は消えていきます。

「こんな大きな金額、貯金できないよ」と思われた方は、誰でもできる貯金法についての記事を書いているので、ぜひお読みください。

また、節約術についても記事を書いているので、良かったらお読みください。

このサイトでは、お金に関わる不安を解決するためのヒントとなる記事を書いていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました