コープ(生協)の宅配は、週1回、重い荷物を家まで届けてくれるので、とても便利なサービスです。
しかし、コープを利用してから食費が上がったと感じる方も多いはず。
食費が上がる理由は、スーパーより商品の値段が高いから、だけではないんです。
この記事では、次のことを詳しく解説します。
・生協の宅配を使いながら食費を抑えるコツ
・ライフスタイルに合わせた節約術

【この記事を書いた人】
・世界水準のファイナンシャルプランナー資格保有
・食材宅配を3社利用中
・中でもおうちコープを愛用中
・0歳児、3歳児、夫との4人暮らし
・アラサーワーママ
私自身、生協の宅配(おうちコープ)を利用し始めてから、1か月の食費が1万円ほど上がりました。
本記事では、私の実体験をもとに、どうすれば生協の宅配を利用しつつ、食費の節約が叶うのかを解説していきます。
対象エリア:神奈川、静岡、山梨
対象エリア:東京、千葉、埼玉、茨城、栃木、
群馬、福島、長野、新潟
なぜコープの宅配を始めると食費が上がるのか

生協の宅配を始めると食費が上がる原因は4つあります。

いくつ当てはまるか、考えながらお読みください。
原因1: 週1の宅配ペースに慣れず、食材を余らせてしまう
生協の宅配は週1回で、注文からお届けまでに約5日間のタイムラグがあります。
生協の宅配ベースに慣れていないと、
・スーパーに行かないように生協で多めに買ったら、食材を余らせてしまった
というように、無駄な買い物が増え、食費が上がってしまいます。
私も以前、家に生協でレタスを注文していたことを忘れて、他でフリルレタスを買ってしまったことがあります。

タイムラグがあると、ダブって買ってしまうという失敗が起こりやすいです。
対策
・スーパーに行く前に、注文履歴を確認する
・生協の宅配で買うもの、スーパーで買うものを固定する
原因2: スーパーにも行くので、買いすぎてしまう
生協の宅配を利用している方の多くが、スーパーも利用していると思います。
週1回の生協の宅配だけだと、不足するものがあるからです。
スーパーに行くと、いろんなものが売っているので、ついつい余分なものを買ってしまいます。
対策
・スーパーで買うものをリストアップしておく
・生協の宅配、スーパーでそれぞれ週の予算を決めておき、予算内で買い物をする

例えば、生協の宅配5000円、スーパー3000円と週の予算を決めて、この範囲内で買い物をします。
原因3: スーパーよりも商品の値段が高い
生協の宅配は、食材宅配サービスの中では安い価格帯ですが、スーパーのほうが安いと感じる方も多いと思います。
例えば、お肉。
スーパーだと商品を見て買えるので、量がわかりやすいですが、生協の宅配ではカタログだけなのでイメージがしにくいです。

商品ごとに内容量が200gだったり、130gだったり、比較しにくいのも難点です。
安いと思って買ってみたら、半分くらいの量しか入っていないこともあります。
カタログを見直してみたら、小さな字で100gあたりの値段が書いてあって、よく行くスーパーの1.5~2倍の値段ということもよくあります。
対策
価格差の大きいものは、スーパーを活用を検討する

安いから全部スーパーで買うというのではなく、重たいものは生協の宅配、軽いものはスーパーでというようにうまく使い分けましょう!
原因4: スーパーでは買わないようなものでも、生協の宅配だと買ってしまう
生協の宅配には、美味しい冷凍食品やご当地グルメ、ミールキットなどが充実しています。
普段スーパーでは冷凍食品はそんなに買わないけど、生協の宅配ではついつい買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。


生協の宅配って商品ごとに口コミがあるので、美味しそうに見えるんですよね。
対策
・注文締め切り前に、無駄なものを入れていないか、買い物かごを確認する
・届くカタログを減らす
生協の宅配を使いながら、食費を抑えるコツ

食費を減らすには、次の5つコツを活用しましょう。
どのコツなら取り入れられそうか、を考えながら読み進めてくださいね!
コツ1: 定期便のみを利用する

生協の宅配には定期便といって、毎週届くように商品を設定できます。
例えば、私が利用している生協の宅配(おうちコープ)では、対象商品200品以上を定期的に届ける設定ができます。

お届け頻度は、毎週、2週間に1度、4週間に1度から選べます。
生協の宅配は定期便のみの利用にすると、カタログを見なくても良いので、誘惑がなくなります。

我が家も、コープ牛乳が毎週6本届くように定期購入しています。
コツ2: スーパーの方が安いものはスーパーで買う
食材の価格を比較し、スーパーで安価に手に入るものは、スーパーで購入しましょう。
商品ごとに見比べるというよりは、お肉はスーパー、野菜は生協の宅配というように、カテゴリごとに買う場所を決めておくと、分かりやすいです。

例えば、牛乳、離乳食、重い食材(キャベツなど)は生協、お肉と野菜はスーパーなどとざっくり決めます。
コツ3: 週の予算を決める
週の食費の予算を決め、生協の宅配とスーパーの予算に分けます。
予算が決まったら、予算内で買い物をします。
予算を決めておくと、「美味しそうなカステラがあるけど、カステラを買うと予算オーバーになるから今回はやめておくか」と節約意識が高まります。


予算を決めて、生協のカタログの誘惑に勝ってくださいね!
コツ4: 買い物かごを確認する習慣
生協の宅配で買い物をする際に、注文締め切り前に、買い物かごを確認する習慣をつけましょう。
必要以上に商品が入っていないかを確認し、予算内におさめることが大切です。
おうちコープのインターネット注文の場合、赤い枠で囲ったショッピングカートを押すと、買い物かごを確認できます。

また、注文締め切り後に、何を注文したかを見たい場合は、注文履歴で確認します。

注文履歴を見ることで、買い物のダブりをなくせます。
おうちコープの注文履歴の見方は次の通りです。
①おうちコープのアプリを開き、下の「おうちCO-OP」タブをクリックする

②右上にあるメモ帳マークを押す

③一番新しい企画週を選ぶと、締め切り後の注文履歴が閲覧できます。

・スーパーに行くときは、注文履歴をみてから
コツ5: カタログを減らす
誘惑を少しでも減らすために、配布されるカタログの数を減らすことを検討します。
カタログは種類ごとに停止したり、再開したりすることができます。
おうちコープでは、何もしないと下のような大量のカタログが毎週届きます。

カタログの停止や再開は、紙の注文用紙または、おうちコープのアプリからすることができます。
ただ、おうちコープの場合、メインカタログの「お買い物めも」などの一部のカタログは配布禁止できません。
ライフスタイルに合わせた節約術
ここでは、あなたのタイプ別に食費の節約を考えます。
買い物の負担を最大限に減らしたい人のアプローチ

メインは生協の宅配、不足分はスーパー
忙しい家庭や、買い物の負担を減らしたい人向けです。
必要な食材を宅配で手に入れ、不足分をスーパーで調達します。
毎月の食費は上がるかもしれませんが、浮いた労力と時間を好きに使えます。
ラクをしたいけど節約も考える人のアプローチ

メインはスーパー、重いものは生協の宅配
スーパーで日常的な食材を購入し、重い・大きい商品や特別な食材は宅配で手に入れます。
買い物の負担を減らしつつ、節約も実現します。
とにかく節約したい人のアプローチ

メインはスーパー、オリジナル商品は生協の宅配
節約を最優先する人に適しています。
スーパーで必要な食材を購入し、生協の宅配ではコープオリジナル商品など特別な商品を注文します。
まとめ
今回お伝えした食費を節約するコツをまとめると、次のようになります。
できるものから取り入れて、生協の宅配をうまく活用していきましょう。
対象エリア:神奈川、静岡、山梨
対象エリア:東京、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、長野、新潟
おうちコープの記事を下にまとめているので、気になるものがあれば読んでみてくださいね!
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