こんにちは!ファイナンシャルプランナー(CFP®)認定者で1歳児の育児をしているソダマネです。
「育休中の日々の小さなストレスの解消方法を知りたい!」
とお悩みではありませんか?
育休中は子どもと過ごす時間を取ることができて、幸せを感じます。しかしその反面で、育児や家事に追われて何かとストレスがたまります。
ストレスは浪費の原因になります。つまり、貯金や節約の大敵です。
この記事では、誰でも簡単に無料でできるストレス解消方法をお伝えします。ストレスを解消して、家庭円満、お金も貯まる家庭を目指しましょう!
今感じているストレスを解消する方法
今イライラしていて、早く解消したいときにやると効果的です。紙とペンがあればすぐにできます。
①イライラしたことを書き出す
今、自分がどんなことでイライラしているのかを書き出します。思いつくまま書いてください。
書き出すと、びっくりするくらい些細なことでも、毎日されるとイライラは蓄積していきます。誰も見ないので、自分に正直に書き出していくのがコツです。
(例)夫の行動が気に食わない
・底が濡れたフライパンをIHの上に置いている
・皿洗いをしてくれたのはいいけど、食器が不安定な状態で積まれている
・濡れたタオルを重ねて洗濯カゴに入れる
・使ったタオルが床に放置されている
②自分がなぜイライラしたのかを考える
イライラしたことを書き出せたら、原因を考えます。深く考える必要はありません。サクッと考えてみましょう。
(例)先ほどの「夫の行動が気に食わない」で考えてみます。矢印の先に原因を書いています。
・底が濡れたフライパンをIHの上に置いている→料理する前にIHを拭くのが手間
・皿洗いをしてくれたのはいいけど、食器が不安定な状態で積まれている →食器が落ちたら再び洗うのが手間
・ 濡れたタオルを重ねて洗濯カゴに入れる →不潔な感じがする
・ 使ったタオルが床に放置されている→不潔な感じがする
原因は「手間がかかるのが嫌なこと」と「不潔な感じがすること」にあることがわかりました。
③原因の解決方法を考える
原因の解決方法を考えます。ここでのポイントは、自分の行動で解決できる方法を考えることです。
相手の行動を変えるのは大変ですが、自分の行動を変えるのはすぐにできます。それに、相手に注意しても、直らなかったらまたストレスがたまります。
(例)手間がかかるのが嫌なのであれば、手間にならないように自分が行動すれば良いのです。
「夫が底が濡れたままフライパンをIH置くので、料理前にIHを拭くのが手間」と②で書きましたが、ストレスの根本は案外別にあったりします。
IHを拭くとなると、何で拭くか迷いませんか?
ちょっとしたことでも、頭はフル稼働します。「IHは油がついてそうだから洗う手間のかからないティッシュやキッチンペーパーで拭くのが良さそう、でもペーパー類はすぐ消費してしまうから布巾で拭くか、でも油汚れって洗濯で落ちにくいんだよな……」という感じです。
つまり、イライラの原因は「IHを拭くという手間」ではなく、「何でIHを拭くかが定まっていないこと」なのかもしれません。そうであれば、何で拭くのが良いのかを調べたり、自分で1つに決めたりしてしまえば、ストレスはかなり減ります。
極論を言えば、③でうまく解消方法が見つからなくても、別にいいんです。ここまでの手順で、ストレスを向き合ったことで、もやもやが少し晴れていませんか?
最近イライラしやすいな思ったときの解消方法
次は、 最近イライラしやすいな思ったときの解消方法です。
先ほどの「今感じているイライラを解消方法」との違いは、原因がはっきりしているか否かです。「今感じているイライラ」は、原因がはっきりしているのに対し、今回は、原因はよくわからないけど、なんか最近イライラして家族にあたってしまうという時への対処方法です。
先ほどの「今感じているイライラを解消する方法」よりも時間はかかりますが、1度やれば効果は長続きします。
①「自分が不機嫌になるとき」を書き出す
最近、自分が不機嫌になるときはどんなときですか?思いつくままに、書いてみましょう。
思いつかなければ、今日や昨日を朝から振り返って、自分がイライラしたり、もやっとしたりしたことを書き出します。
・寝起きがスッキリしない
・冷蔵庫の中身がパンパンで取り出しにくい
・子どもの機嫌が悪くて家事が進まない
・公園でたばこを吸っている人や咳をしている人がいる等……
②解消方法を書く
①で挙げた「自分が不機嫌になるとき」の解消方法を考えます。思いついた方法をサクッと書いていきます。
解決方法が思いつかない場合は、書かなくて構いません。今後じっくり考えていけば良いです。
・寝起きがスッキリしない→早く寝ればいい
・冷蔵庫の中身がパンパンで取り出しにくい →新しい冷蔵庫を買う?
・子どもの機嫌が悪くて家事が進まない→YouTubeに頼る?新しいおもちゃを買う?
・公園でたばこを吸っている人や咳をしている人がいる→見ない、離れる
家事や育児のストレスは、生活リズムを整えたり、ものを買ったりすることで解決するものが多くあります。実際にものを買うかは別として、「ものを買えば解決できるかもしれない」という選択肢を知っているだけで、安心でき、不思議なことにストレスは軽減されます。
③解消方法が思いつかなかったものは、どうするか気長に考える
ここまでの手順で、案外簡単に自分の不機嫌は解消できることに気づきます。 たとえ、今すぐに解消方法が思いつかなくても、自分が不機嫌になるときがわかれば、対策を打つことができます。
最近イライラしやすいなと思っているときは、漠然とした原因でイライラしているのでどうやって対策をしてよいのかわかりません。こういうときは、お菓子やアイスを食べたり、ネットショッピングをしたりして、一時的にストレスを解消しようとしてしまいます。しかし、ストレスの根本の解決はできていないので、またストレスが溜まって、浪費を繰り返してしまいます。
そこで、今回紹介した方法で、ストレスと向き合ってみます。すると、イライラの原因が明確になり、対策を考えることができます。
ストレスに向き合う時間を取るだけで、毎日がハッピーに過ごせるなら、やるしかありません。
育休中のストレスは些細なものが多い
育休中は、育児と家事の繰り返しで、毎日がマンネリ化しやすいです。すると、日常生活のどうでも良さそうなことが気になってきます。どうでも良さそうにみえることでも、毎日続くと大きなストレスになっていきます。
奥さんがストレスを貯めると、家庭の中がギクシャクしていきます。それに、実はストレスは節約の大敵なんです。
ストレスはなぜ節約の大敵なのか
ストレスと節約、一見関係なさそうに見えますが、実は大きく関係しています。ストレスをためると、お金は貯まりにくくなります。お金を貯めたいと思っている方は、ぜひお読みください。
お金は使い道によって、次のように3つに分類することができます。
浪費・・・必要でない支出、ストレス解消のために出ていくお金
投資・・・将来のリターンが見込める支出
消費は、生活する上で必要な支出です。衣食住に関わるものが多いです。家計簿の項目でみると、食費、日用品代、家賃、光熱費、水道代、服代などです。
次に、浪費は、生活する上で必要でない支出です。ストレス解消のために出ていくお金とも言えます。衣食住に関することも、ストレス解消のために使えば浪費になります。なぜならストレス解消は今まで説明してきたように、お金をかけなくてもできるからです。
そして、投資は、将来のリターンが見込める支出です。わかりやすい例を挙げると、資格勉強、本、セミナー、株式投資、投資信託、不動産投資などにかけるお金です。
お金を貯めようと思ったら、この3つの支出を次のようにコントロールする必要があります。
浪費→減らすとお金が貯まるようになる
投資→増やすとお金が集まるようになる
今回注目したいのは「浪費」です。浪費は必要ではない支出なので、ゼロに近づくようにするとお金が貯まっていきます。
浪費をしないようにするには、ストレスを貯めないということが重要になってきます。ストレスが溜まると、買い物でストレスを解消したり、いつもは買わないお菓子やアイスを買ったりしてしまいます。もちろん、適度に楽しむ分には良いのです。しかし、ストレス解消のための買い物が習慣化してしまうと、お金は貯まっていきません。
ストレスを解消して、貯まる家計づくりをしよう
ストレスを貯めると浪費をしてしまい、お金が貯まってきません。
ストレスは、紙とペンと少しの時間さえあれば、解消することができます。解消方法は、イライラしていることを書き出し、解決方法を探すだけです。
イライラした気持ちを解消すれば、お金が貯まる家計になっていきます。そして何より、家庭の中心にいる奥さんがニコニコしていれば、家庭の雰囲気も良くなっていきます。
お金の貯め方についてもっと知りたいという方は、他の記事で詳しく書いています。ぜひお読みください。
このサイトでは、お金に関わる不安を解決するためのヒントとなる記事を書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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